映画『おとなのけんか』(2011) 感想と評価

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アパートでおかしくなる人間を描かせれば右に出る者がない、ポランスキー監督による密室会話トラジック・コメディ。

予告編

映画データ

『おとなのけんか』

(原題:Carnage)

2011年/仏・独・ポ・西/80分
監督:ロマン・ポランスキー
脚本:ヤスミナ・レザ/ロマン・ポランスキー他
原作:ヤスミナ・レザ『大人は、かく戦えり』
音楽:アレクサンドル・デスプラ
撮影:パヴェル・エデルマン
出演:ジョディ・フォスター/ジョン・C・ライリー/ケイト・ウィンスレット/クリストフ・ヴァルツ

感想と評価

互いの息子たちが起こし、解決するため、話し合いに集まった二組の夫婦。

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冷静にコミュニケーションを取るつもりが、四人とも感情を抑えられずついつい余計な一言を言ってしまう。
果ては、ある種コントに近い剣呑な罵詈雑言の応酬にエスカレートしていく。

類似の方法では『12人の怒れる男』などのワンシチュエーション会話劇がまず浮かぶところ。

また、偽善で塗り込めた社会性がみにくく剥がれていく様は『ドッグヴィル』『es』を思わせ、誹謗中傷のバーリトゥードで高まる興奮は『ヴァージニアウルフなんかこわくない』を連想させる。

「大人」ほど意地や感情論が先に立って、簡単な話をややこしいトラブルに発展させちゃうものですね。

エンドロールの光景。穏やかで、かつ鋭い皮肉に思わず苦笑いが漏れた。

大人ってほんとに子供!子供ってほんとに大人!

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