映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(2016) 感想と評価

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映画データ

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』

(原題:Fantastic Beasts and Where to Find Them)

2016年/イギリス/133分
監督:デヴィッド・イェーツ
脚本/原作:J・K・ローリング
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
撮影:フィリップ・ルースロ
編集:マーク・デイ
出演:エディ・レッドメイン/キャサリン・ウォーターストン/エズラ・ミラー他

映画の感想と評価

何よりまず衣装がかわいいカッコいい大好き20年代ファッション最高。

エディ・レッドメインの体つきや挙措にずーっと既視感を覚えながら観てたのだけど、手塚治虫のロックぽいのだと後で分かった。

冒頭の足元アップからワクワク。ビミョーにガニ股なあの歩き方が良いのだ!あと口元。

キモカワ動物大集合!的なのを何となく予想してたんですが、社会派な主張がかなり強く出されてて見ごたえがありました。

魔法使いが魔法生物を見る目。
人間たちが魔法使いを見る目。
人間たちは魔法使いをこう見てるだろうという被害者意識。

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こういったマイノリティに対する差別意識や被差別意識というテーマについては
「人間は恐れを抱くと暴力的になる」
という、さりげなくも重いセリフにすべて集約されています。

重要なのはそのセリフを放つ魔法使いの議長さんが、自分も魔法生物やオブスキュラスに対して同じ姿勢になっていることに気付いてないこと。

無自覚が生むテロリズムの入れ子構造、悲しい悲しい話です。

その悲しみの渦中にあるのが奇天烈な髪型のエズラ・ミラー。一体どこのいとうせいこうかと思いましたよ。

心にいばらを持つ少年つながりの映画『ウォールフラワー』ではエマ・ワトソンと共演してましたが、今回はハーマイオニー出ません。

ポリティカル要素だったりロマコメ要素だったり、ただのローファンタジーに終わってないのは良いけど、妙ちきりんな動物たちもっと観たかった!

ポケモンみたいに魔法生物GETするゲーム作ったら面白そうです。

ニューヨーク破壊アクションについては、ちょうど同時代が舞台の『ベストセラー』観たタイミングだったんで「コリン・ファースやジュード・ロウ生きてるかな〜」って思いながらの鑑賞でした。

終盤の工場の出口はリュミエール兄弟へのオマージュかな。

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