映画『フットルース』(1984) 感想と評価

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映画データ

『フットルース』

(原題:Footloose)

1984年/アメリカ/107分
監督:ハーバート・ロス
脚本:ディーン・ピッチフォード
編集:ポール・ハーシュ
出演:ケビン・ベーコン

映画の感想と評価

主人公が困難を経て自由を勝ち取る革命モノの1つ。華やかな音楽とダンスでごまかされそうになるけど、脚本の力が弱い。

今作で主人公たちの自由を抑圧する要素は2つ。

①パターナリズムによる全体主義をふるう牧師。

②「都会から来たよそ者」と主人公を記号化し暴力をふるう不良。

この2要素の解決策について、不完全燃焼感がハンパでない!

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まず牧師との和解に至るプロセスが省かれすぎだし、より問題だと思ったのは不良への最終的な対処の仕方。

「歌やダンスを楽しむ自由」

を掲げて頑張ってきたのに、暴力で自由を奪おうとする奴を、同じ暴力で屈服させちゃったら意味ないだろ!

この物語をハッピーエンドに導きたいのならば、歌とダンスを用いて彼らを救いに導かないと、メッセージに説得力がなくなる。

その点『シングストリート』の脚本は爽快だった。暴力で自由を奪おうとする不良との確執を、キッチリ音楽だけで解決したからだ。

これは好きずきだろうけど、革命モノは『暴力脱獄』『いまを生きる』『カッコーの巣の上で』『ミルク』みたいに、ハッピーエンド100%な結末にしない方が間違いなく受け手の心に長く残る。

『怒りのデスロード』を除いて!

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