映画『ブローン・アパート』(2011) 感想と評価

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フィルミナ(@filminaty666)です。

 『ブロークバック・マウンテン』では夫の男色浮気を目撃し、
 
『ブルー・バレンタイン』では夫がニート化し、
 
『マンチェスター・バイ・ザ・シー』では夫がコンビニへ出かけた間に、、、
 
(これが最もショッキング)
「身内がらみの災難に見舞われ思い悩む奥さん女優」
としての地位を確立しつつあるミシェル・ウィリアムズ。
 
個人的な彼女のベストアクト作が『ブローンアパート』です!

予告編

映画データ

『ブローン・アパート』

(原題:Incendiary)

2008年/イギリス/100分
監督:シャロン・マグワイア
出演:ミシェル・ウィリアムズ/ユアン・マクレガー他

感想と評価

 
 
 
 
今作でも「浮気の最中に起きた爆弾テロで夫と息子を同時に失い苦悩する女性」を演じています。

テロ犠牲者の遺族がトラウマに苦しみつつ希望を取り戻していく作品といえば『ものすごくうるさくてあり得ないほど近い』などを思い出しますね。

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中東系移民への恐怖感、巨大権力の暗躍など、サスペンス&ミステリータッチな展開まで見せますが、一貫しているのは

 
「厳しい運命を突き付けられた人間が、どう現実と向き合うか?」
 
というヨブ記的なコンセプト。
 
テロの責任は彼女にないとはいえ、家族が悲惨な目に遭ったのが浮気の真ッ最中だったわけですからね~、さぞ名状しがたい心持ちだったでしょう。
 
(※この設定、某名作SF小説を思い出しましたがネタバレになるので伏せます)
 
哀しみと後悔とアレコレ入り混じった複雑な感情表現ですが、その演技は目を見張るものがありました。
 
私の中では今作がミシェル・ウィリアムズのベストアクト!
 
特に後半、子供への愛情と絶望がないまぜになって奥さんの精神が壊れていく演出、
 
あのシーケンスは『永遠の子供たち』の奥さんを見ているようで切なかったなあ。。
 
あと、気球がぎょうさん空に浮かぶ光景が画的にツボでした。
 
まるでピンク・フロイド『Animals』のような白昼夢感じゃありませんか。
 
ちなみにピンクフロイドがジャケット写真(手前の煙突の間)で浮かべてるのは気球でなくブタです。
 
でっかいブタ!
 
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