映画『潜入者』ネタバレ感想と評価

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こんにちは!フィルミナ(@filminaty666)です。

今回は『潜入者』のネタバレ感想です。

麻薬カルテルをぶっ潰すために地道な活動を続ける潜入捜査官の執念!

予告編

『潜入者

(原題:The Infiltrator)

2016/アメリカ

監督:ブラッド・ファーマン

キャスト:ブライアン・クランストン

感想と評価

まず『ブレイキング・バッド』で覚醒剤を作りまくってたブライアン・クランストンが麻薬捜査官の役という時点で面白すぎでしょ。

立場は両作で真逆ですが、

「生まじめでカタブツかと思いきや、家族思い友達思いで人情にほだされる憎めないおじさん」

という人物設定は同じなのが印象的。

『マラソンマン』ではナチスの残党、『ブラジルから来た少年』ではナチスの残党狩りをライフワークとする老人、両方を巧みに演じ分けたローレンス・オリビエのようです。

「やばいバレる。。いやバレてない。。!」

の繰り返しで焦燥感を煽る演出は『イングロリアス・バスターズ』みたいで心臓に悪いったら!(褒め言葉)

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そういえば両方ダイアン・クルーガーがスパイ役で出ているぞ。

明暗と色彩のコントラストがバキバキな映像もかっこよくて、レフンの『ドライブ』などを思わせます。

これも両方ブライアン・クランストンが出演してる共通点あり。

ドキュメンタリーふうのズームや手ぶれ、画面のザラついた質感なども、70’s実録モノ政治サスペンス映画を再現してるみたいでワクワクしました。

ちょうど『アルゴ』のような、と思ったらこれまたブライアン・クランストンが潜入ミッションに携わる政府職員の役で出演してるのだった。

極めつけは終盤の結婚式場シーン!ヌルヌル動くカメラが気持ち良い!

「移動する人物をステディカムでうねうね追いかける長回し」フェチの皆さんと共有したいです。

主人公が騙そうとしてるのは紛れもなく極悪人ばかりなんですが、特に終盤で

「悪い奴らだけど、実は普通の人と同じで仲間思い」

という演出がなされるため、主人公のアンビバレンスもやもや気分がこちらにも伝染していたたまれません。

利用されて搾取されたあげく大変な事態になる密告屋のシーンも同じですね。

「悪を退治するためにはどんなド汚い手も使ったる」

という執念はまさしく『イングロ』的で、『女神の見えざる手』などとも同じ感覚があります。

エンディングのThe Who “Eminence Front” まで余すとこなく激しぶ、緊張感たっぷりで好きな作品でした。

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フィルミナ:@filminaty666

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