映画『ロシュフォールの恋人たち』(1967) 感想と評価

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おしゃれ、なごやか、パーティー気分!

映画データ

『ロシュフォールの恋人たち』

(原題:The Young Girls of Rochefort)

1967年/フランス/123分
監督/脚本:ジャック・ドゥミ
音楽:ミシェル・ルグラン
撮影:ギスラン・クロケ
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ/フランソワーズ・ドルレアック/ジーン・ケリー他

映画の感想と評価

華やかな衣装、ミシェル・ルグランの陽気なスコア、楽しいダンス、カラフルに塗られたロシュフォールの街並み。

どこを取っても元気が出る要素ばかりだ!

人物たちもみんな明るく前向きで、全員応援したくなります。

たくさんの賑やかダンスと歌が観られますが、特にお気に入りなのが序盤、画商ギョームのオフィスに向かうデルフィーヌのシーン。

踊る街の人々やシトロエン2CVが走り去る目抜き通りを、颯爽とすり抜けながら歩く彼女。それを横からワンカットで追い続けるカメラ。

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まるでカイリー・ミノーグの”Come Into My World”やOK GOのミュージックビデオを見ているような楽しさ。

私がミュージカル映画を観て感動する大きなポイントは、やっぱりこの「ピタゴラスイッチ感」演出なんだよね。

マクサンスが歌う愛のテーマは、Bill Evans後期のピアノトリオ名盤『You Must Believe In Spring』(1977年作)の中に、タイトル曲として収録されてもいます。

(ちなみにロバート・アルトマン『M☆A☆S☆H』のテーマも同アルバムに収録されていて、こちらも名演)

白く輝く63年型MGBやベンツ230SLも、ロシュフォールの街のインテリアとして機能していて眼福です。

プロデューサーのマグ・ボダールは今年でなんと100歳!お母さん役のダニエル・ダリューも99歳!すごい!

長生き出演者たちの一方で、フランソワーズ・ドルレアックは今作の撮影後、空港へ急ぐ道の途中で交通事故を起こし、帰らぬ人となっていしまいました。

年齢を重ねた後の姉妹がふたたび共演したら、どんな映画が生まれたのかなあ。なんて考えてしまいます。

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