映画『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』ネタバレ感想と評価

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こんにちは!フィルミナ(@filminaty666)です。

さっき観た『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』が面白かったのでレビューします。

予告編

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア

(原題:What We Do in the Shadows)

2014/ニュージーランド

監督:タイカ・ワイティティ

感想と評価

面白かったー!ざっくり言うと

「一つ屋根の下で共同生活を送る吸血鬼4人に迫ったリアリティ番組」

という、アイデア一発のモキュメンタリーです。

マーベルの『マイティ・ソー バトル・ロイヤル』観ました?

アクションとかド迫力なんですけど、1作目と2作目と比べてすごい、ほのぼの~としたお笑い要素も満載で評判になりましたよね。

あれ作ったのがタイカ・ワイティティさんという映画監督で。

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』は彼が『ソー』の前に撮った作品です。

この邦題の元ネタになってる映画で、『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』はご覧になりましたか?

「ちくしょーヴァンパイアになっちまった、、でもオレは人間の血なんか吸わないぞ。。。!」

「うう、でも吸いたい。。いやダメだ。。でも吸いたい。。ああどうすれば。。。!!」

と苦悩するという、人間の心を捨てきれない吸血鬼の葛藤を描いた、すごいシリアスな映画で。

当時12歳のキルスティン・ダンストが子役で出てるんですけど、すでにゴッツイ顔してましたね、はい。

で、『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』の吸血鬼たちはね、そういうシリアスさとは真逆の性格なんですよ。

人の生き血を吸ったり空を飛んだりコウモリに変身できる以外は、4人ともどこにでもいる普通のあんちゃんで。

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「オシャレして街に出かけようぜ!姿が鏡に映らないから、キマってるか見てくれ」

とか

招かれないと飲み屋に入れない

とか。

終始「現代社会で普通に生活する吸血鬼あるある」ネタの連発で、オフビートで間の抜けた笑いがず~っと続きます。

「お客さんに虫の混入した料理を出す」は映画『ロストボーイ』のネタらしい。観たい。

たとえば、ギレルモ・デル・トロ監督の『ヘルボーイ』って映画、僕けっこう好きで。

主人公のヘルボーイは「地獄の底からやって来たデカくてコワモテの悪魔」っていう、おどろおどろしいカンジの出自なんですけども。

子供のころから地獄でなくアメリカで育ったせいで、葉巻が好きで、アニメとかゲームが好きで、日本のサムライが好きでちょんまげ結ってたり、普通の兄ちゃんとして暮らしてるギャップが面白かったですね。

あと『聖☆お兄さん』って漫画ありますね。

あれもイエス様とお釈迦様が、聖人なのに安アパートですごい庶民的な共同生活してるって話でした。

こういう方法、日本でも昔から絵画なんかのモチーフに使われてますね。

禅の開祖の達磨さんが、美女にメロメロになってる絵とかあるんですけど。

『シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア』も同じで、コワ~イはずの吸血鬼が「ウェーイ!」系のチャラいノリで遊んでるという、「ギャップ萌え」な映画です。

いっぱい面白いシーンあるんですけど、食事シーンが特にツボりました。

吸血鬼なので食事はもちろん人間の生き血なわけですよ。

で、淡々と人間が殺されます。ドラマチックな演出、一切なし。

「スーパーで食材を買ってきたから食おうぜ」

くらいのテンションでカプカプ何人も噛み殺します。

噛まれる人間からしたらたまったもんじゃないですけども、

「吸血鬼にとってはただの食事だもんな、そりゃ当たり前に殺すよなあ」

と妙に納得しちゃいます。

ディオ様の

「お前は今まで食ったパンの枚数をおぼえているのか?」

を地で行く演出ですね、はい。

清潔好きの吸血鬼ヴィアゴが女の子に噛みつくシーンが特に笑った!

噛んだ時の流血で床が汚れないように、わざわざ新聞まで敷いて準備万端なんですけども。

首の大動脈に歯を立てちゃって、血がビュービュービュービュー噴き出して部屋じゅう血まみれ。

「うっおマジか!!!あああ!!」

ここも感傷ゼロでブラックな笑いでした。

お刺身とか買うと、お醤油の小袋ついてるでしょ?

あれって用心深く開けようとしても指にピッ!と付いちゃって

「あーまた!失敗!」

って思うことありません?

完全にそれと同じノリなんですよ。

あとポテトを食べて吐くシーンも素晴らしかったですね~。

吸血鬼なんで人間の食べ物が体に合わないんでしょうか、食あたりで真っ赤なゲボを吐いちゃうんです。

そのゲボの量がものすごい!!

『椿三十郎』でミフネに斬られた仲代達也が噴水みたいに血しぶき上げるシーンの100倍くらいドバドバ真っ赤なゲボ吐いてました。

『キックアス2』とか『おとなのけんか』とか、ゲボシーンが印象的な映画は色々ありますが、今作も相当ですよ。

おとなしい人間の友達スチューを吸血鬼4人全員やたらお気に入りでしょっちゅう家に招くのも楽しいです。

人間のスチューがパーティ会場に紛れ込んでる事を知らない女吸血鬼から

「あんた、何者なの?」

と怪しまれたのに対して

「IT関係の仕事をやってまして、」

と答えるズレ具合も間が抜けててよかった。

オフビートな笑い好きなんですよ、ジワジワ来る感じが。

終始そんな調子で、アホな吸血鬼たちのアホ日常ドラマが続きます。

トマトジュース飲みながら観るのがオススメ!

Twitterもやっています。

映画/アート/本の話題が多め。

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フィルミナ:@filminaty666

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